キャッチャーミット

古田敦也キャッチングの凄さとキャッチャーミットの特徴

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
古田モデル キャッチャーミット

根強い人気のZETT古田モデルのキャッチャーミット。現在はカタログの定番品から外れ、古田モデルの市販は無くなってしまいましたが、本人が引退されてからもしばらくは「プロモデル」として販売され続けました。

古田 キャッチャーミット 

現在は、オーダーでのみ選択が可能となっていますが、高校生から社会人まで矢野モデルである「202型」ミットは未だに根強い人気があります。

古田モデル キャッチャーミット

今回は、古田モデルのキャッチャーミットと、古田敦也元選手の捕球技術の凄さについて触れていきたいと思います。

古田モデルのキャッチャーミットの特徴

 まず、古田モデルのキャッチャーミットの特徴について見ていきます。




大きさ

 古田モデルのキャッチャーミットの最大の特徴は、なんといってもその大きさです。

ZETTが定番、オーダーで展開しているキャッチャーミットの中で一番大きく、他社のミットと比較しても、古田モデルのキャッチャーミットより大きいミットはなかなかありません。

以下は、同じくZETTのキャッチャーミットを愛用されていた、矢野燿大元選手(現阪神タイガースコーチ)のものと、古田モデルを比較した時のものです。

古田モデル キャッチャーミット

大きさが一目瞭然ですね。

親指が長い

古田 キャッチャーミット 

 2つ目のポイントは「親指の長さ」です。

古田モデルは、ただただ大きいのではありません。具体的には、この親指の長さが異常なくらい長いのです。

親指が長いことで、ポケットの位置が親指寄りになります。

ポケットの位置が親指寄りになるということは、それだけ捕球面が横に広くなります。

F型の指カバー 

 3つ目は「F」の形をした指カバーです。

古田モデル キャッチャーミット 

 多くのキャッチャーミットにも、指カバーは標準装備されていますが、ZETTでは、上記の画像にあるような、「F」の形の指カバーがつけられたキャッチャーミットを多く見ます。これは、古田元選手がZETTに提案したと言われています。

機能としては、人差し指を指カバーの外に出して使う時、状況や、ボール、捕球体制に応じて、人差し指をウェブ寄りにも出すことができるようになっています。

ウェブ寄りに出すことで、より縦捕りに近い捕球をできるようにしたのではないかと考えられます(これは完全に筆者の推測です汗)。

古田選手の捕球技術の凄さ

 続いて、古田敦也元選手の、捕球技術の凄さについてです。

身体全体で捕球

古田モデル キャッチャーミット

 これは有名な話です。氏の書籍『フルタの方程式』でも紹介されていましたが、右バッターアウトコースの際どいボールに対して、ミットだけでなく、体全体を外から中心に移動させながら捕球するという技術です。

この捕球技術を駆使することで、ミットがボールの勢いに負けて流される(その結果、「ボール」と判定される)のを防げるのだとか。

基本的には一ヶ所で捕球していた

 そして、古田敦也元選手の捕球技術の高さをうかがわせるエピソードが基本的には一ヶ所のポケットで捕球していたということです。

古田元選手が使用していたキャッチャーミットは、前項でも述べたようにとにかく大きいのが一つの特徴です。

キャッチャーミット自体が大きいと、それに比例してポケット(つまりボールを捕球する捕球面)も広くなります。大きいキャッチャーミットというのは、極端に考えると以下の画像のようにたくさんの位置で捕球することもできてしまうのです。

古田モデル キャッチャーミット

しかし、これには問題があります。

捕球面のいろんな所でボールを捕球していると、キャッチャーミット自体に締まりがなくなってきます。つまり「ヘタる」のが早くなるそうです。ミットの様々な箇所が、ボールの衝撃を受けるからです。

この締まりのないキャッチャーミットは、実際にZETTで古田モデルをオーダーし使用するアマチュア選手のキャッチャーミットに多い傾向として現れるそうです。

もちろん古田モデルをおすすめしない、と言っているわけでも決してありません。

古田 キャッチャーミット

「原因は捕球技術が低いからだ!」と言えばそれまでかもしれませんが、大きいキャッチャーミットのデメリットであるとも考えられます。

ところが、当の古田元選手ご本人は、キャッチャーミットがどんなに大きくても、基本的には一ヶ所で捕球しているから、決してキャッチャーミットがヘタらないそうです(もちろん、経年劣化はあるでしょう)。

その証拠に、本人が使用したキャッチャーミットを見ると、驚くほど一点だけ捕球の痕がついているそうです。

ここに、たとえキャッチャーミットが大きくても、正しい捕球位置でキャッチするという基本の大切さと、氏の捕球技術の高さがうかがえます。




まとめ

古田 キャッチャーミット

 今回は古田敦也元選手の凄さと、古田モデルのキャッチャーミットの特徴について考えてきました。

もう引退されて久しいですが、歴代最高捕手の呼び声高い古田敦也選手の魅力を、キャッチャーミットを中心にして述べてきました。

古田モデルは、定番品では生産が中止になっていますが、ZETTのオーダーやスポーツショップ限定版で販売されていることもあるので、気になった方は要チェックです!




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*