グラブ

専門ショップに頼まず、自分でグラブを柔らかくする方法

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グラブを柔らかくする方法としてオススメなのは、グラブ本体に熱を加えることです。熱を加えることによって、グラブの型付けが非常にやりやすくなってきます。今回は、型付けの一歩手前の段階だけに注目して、専門ショップなどに頼まず自分でできる、熱を加えてグラブを柔らかくする方法について綴っていきます。

グラブに熱を加える

グラブを柔らかくするのに、最短の方法は熱を加えることです。専門の野球ショップなどで湯もみ型付けやスチーム加工なるものが存在しているのをご存知でしょうか?

よくよく考えてみると湯もみ型付けはお湯で、スチーム加工は蒸し器で、どちらも型付けをする前、グラブに熱を加えていることが分かります。このように、専門家に頼まず自分でグラブを柔らかくする場合も、まずはグラブに熱を加えることで、後々の型付けも非常にやりやすくなってきます。




なぜ熱を加える必要があるのか

グラブを柔らかくするために、熱を加えることをオススメする理由は、人がスポーツをする時をイメージすると分かりやすいです。野球に限らず、どんなスポーツでも、多くの場合ウォーミングアップをやるのではないでしょうか?ウォーミングアップの目的は、けがをしないためだったり、身体の状態をそれぞれのスポーツでプレーしやすい状態にするためですよね。グラブを柔らかくすることにおいては、熱を加える工程が、スポーツのウォーミングアップに該当します。ウォーミングアップが不十分だと満足したプレーができないように、革が冷たい状態から無理やり柔らかくしようと力を加えると、望んでいない部分に変なシワができてしまったり、変なカタチになってしまいかねません。

そういった失敗をしないためにも、熱を加えることはオススメです。

自分で熱を加えるアイデア

では自分でグラブを柔らかくする時、どうやって熱を加えたらよいでしょうか?これも実は簡単です。特別な機材など特に購入する必要もありません。生活の中にあるものを応用することでできてしまいます。

布団乾燥機×布団の中

グラブ 柔らかくする方法

おすすめは、布団乾燥機を作動させた布団の中です。布団乾燥機は一般家庭でも所有している方は多いのではないでしょうか?布団乾燥機で乾燥中の布団の中にグラブを入れれば熱がしっかり加わり柔らかくしやすい状態になります。目安は5~10分です

日当たりが良い日の車内

グラブ 柔らかくする方法

春夏秋であれば、日当たりが良い日の車内にグラブを入れておくのもおすすめです。車庫に入っている車は厳しいですが、日差しを受けている車の中はかなり車内の温度が上がっています。車内に入れる時間の目安は10~20分です。

真冬なら炬燵の中もおすすめ

グラブ 柔らかくする方法

真冬であれば、炬燵(こたつ)の中もオススメです。炬燵の中も温度が温かく、グラブの革も柔らかくなりやすいです。目安は5~10分です。

熱を加える際の注意点

上記でご紹介したグラブに熱を加える方法は、ある意味生活の一部にあるものを活用しているので、グラブに急激なストレス(負担)がかかりにくく、湯もみ型付けでグラブの色が滲んでしまったりとか、スチーム加工で革紐が縮んでしまうといったリスクが少ない(というかほとんどない)です。

巷では電子レンジを使ってグラブを柔らかくする方法が流行っているようですが、ラベルが発火して焦げます。筆者はトライしたことがないのでグラブ自体が柔らかくなるかは未知数ですが…。ラベルが焦げても構わない人はやってみても良いかもしれません。

筆者はほとんど必要ないと思っているのですが、オイルを塗っておきたいという方は、熱を加える前に、革紐を中心に塗布しておきましょう。塗りすぎには注意です。

ここまでは、単純に革を柔らかくするために熱を加える方法をご紹介してきました。続いてはグラブをどうやって柔らかくするかについて考えていきます。




グラブの硬い部分と硬い部分を理解する

グラブには硬い部分と柔らかい部分があります。ご自分でグラブを柔らかくする上で、①硬いけど、柔らかくできる部分、②硬くて、柔らかくできない部分、③元から柔らかい部分をそれぞれ把握することがとても大切です。なぜなら、硬くて、柔らかくできない部分にいくら手を加えても意味がないからです。仮に、無理矢理手を加えて柔らかくできたとしても、使いやすいグラブにはなりません。使いやすいグラブにはやはり共通点があります。

①硬いけど、柔らかくできる部分

グラブ 柔らかくする方法

元々硬いけど、揉んだりほぐすことによって柔らかくできる部分は以下の通りです。

①ウェブ
②折り返しパーツ
③土手部分

元々硬いけど、柔らかくできる部分は、革が何層にも重なっていたり、革紐が入り組んでいることが多いです。久保田スラッガー鳥谷モデルT1型のウェブは良い例です。ヘリ革があるため、通常のウェブよりももっと硬いです。こういったパーツ一つ一つが組み合わさることによってグラブは硬くなっています。

グラブ 柔らかくする方法

逆に硬さをあえて残したい方は、こういった部分をあまりほぐさないことで、硬さをキープできます。

②硬くて、柔らかくできない部分

グラブ 柔らかくする方法

親指、小指は柔らかくできません。というより、柔らかくしない方が良いです。なぜならポリ芯(硬めの芯材)が内側に入っているからです。親指・小指を柔らかくする=芯を折ってしまうことがある、なのでお勧めできません。外野手用グラブやファーストミットなど、縦に長いグラブ・ミットは、このパーツが折れるのは致命的なので要注意です。

③元から柔らかい部分

背面パーツ、ベルト部、捕球面は、元々柔らかいです。捕球面が柔らかいというのを、意外に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?これは、ウェブパーツが付いていない状態でグラブをはめてみるとわかります。ウェブパーツが付いていないだけで、グラブの開閉はすごくラクになります。これは素手の力が一番伝わる捕球面がそこまで硬くないことを意味しているのです。逆に考えると、それだけウェブパーツがグラブを硬くしているともいえます。




まとめ

今回は、熱を加えることでグラブを柔らかくする方法をご紹介してきました。グラブハンマーでここを叩く!とか、ここを揉みほぐすこと!など、型付け方法は多く紹介されていますが、そもそもグラブを柔らかくできなければ、変なシワができてしまったりして失敗の原因になります。まずはグラブを柔らかい状態にして、そこから好みの型にグラブ・ミットを仕上げることをオススメします。




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