ベルガードのオーダーグラブ・ミットの特徴・評判について
- 2017.12.09
- ベルガード
最近、キャッチャー防具をはじめバッターのフットガードやレッグガードなど、野球の防具用品メーカーとして、ベルガードという会社の製品が注目を集めています。
ベルガードは防具製品で有名ですが、一方でグローブやミットの販売もしています。
しかしベルガードは、防具関係で取り上げられることはあっても、グローブやミットに関して取り上げられることはなかなかありません。
そこで今回は、ベルガードのグローブやミットに注目して、オーダーの特徴や評判はどうなのかなどを中心に考えていきたいと思います。
ベルガードとは?
ベルガードは、埼玉県に事務所を構え、野球の防具(キャッチャー防具、審判用防具、フットガード、レッグガード)を中心に製造・販売する野球用品メーカーです。
野球発祥の地アメリカで活躍する、名立たる多くのメジャーリーガーが、ベルガードの防具(主にフットガード、レッグガード)を愛用していることで注目を集めるようになりました。
近年では日本のプロ野球でもソフトバンクの柳田悠岐選手や上林誠知選手などもベルガードの防具を愛用しており、日本のプロ野球においても認知度が高まっていると考えられます。
ベルガードのグローブやミットをプロ選手は使うのか?
防具製品に関しては、プロ選手の間でも注目が集まってきているベルガードですが、一方で、グローブやミットはどうなのでしょうか。
実は、グローブやミットに関してもベルガードの製品を使っているプロ選手は存在します。
中村紀洋元選手
日本のプロ野球では、近鉄バファローズや中日ドラゴンズなどで活躍された、韋駄天打法で有名な中村紀洋選手がベルガードのグローブ・ファーストミットを使用されていました。
公式戦ではベルガードのグラブ・ミットを使うことはありませんでしたが、オールスターの時や、試合前の練習などで使用されていたようです。
カラバイヨ選手
オリックスバファローズに3年(2010、2011、2015)在籍していた助っ人外国人、フランシスコ・カラバイヨ選手も、ベルガードのグローブを使用されていました。
あまり日本で成績を残すことができず、認知度は高くないかもしれませんが、それでもプロ野球選手がベルガードのグローブを使用していたという事実は、やはり大きいですね。
サントリードリームマッチ
NPBで活躍された元プロ野球選手が集って戦い楽しむサントリードリームマッチでは、ベルガードのグローブを使用する元プロ選手がいたことが分かっています。
OBになってからは、メーカーと契約をしているわけではないので、「試合で○○のメーカーを必ず使わなければいけない」といった「縛り」はありません。
そう考えると、このサントリードリームマッチで、ベルガードのグローブ・ミットが使われていたというのは、出場された選手が好んで(または試供されてかも?)ベルガードのグローブやミットを使用されているとも捉えられます。
地方独立リーグ
また、NPB(日本野球機構)ではありませんが、地方独立リーグのプロ選手でベルガードのグローブ・ミットを愛用している選手が、実はたくさんいるのです。
地方独立リーグなので、NPB選手のようにテレビ中継等で道具を確認することはできないのですが、投手、野手関わらず、多くの選手が使っているようです。
オーダーがメインのグローブやミット、その特徴や評判は?
次に、ベルガードのオーダーグローブ・オーダーミットについてオススメできる3つの理由をご紹介します。
日本製であること
ベルガードのオーダーグローブ・ミットをオススメする理由の一つに、日本製であることが挙げられます。
やはりせっかくオーダーするなら、日本製であってほしい、と思うグローブ・ミットユーザーの方は多いのではないでしょうか?
ベルガードのオーダーグローブはすべて、日本国内で製造されており、数少ない日本の職人さんが手掛けられています。
「日本製のオーダーグローブ・ミットが欲しい!」なんて方にはとてもおすすめです。
柔軟な対応力
オーダー時の柔軟な対応力も、ベルガードのオーダーをオススメする理由の一つです。
一例を挙げると、本体カラーの種類の豊富さです。
他社メーカーでは取り扱われていないケースが多いグリーン系やパープル系などのカラーも選択することができます。
また珍しい単色(グリーン、パープルなど)だけでなく、迷彩やヒョウ柄といった、本当に特殊なカラーリングも、本体カラーとして選択することができます。
ド派手なカラーリングでオリジナルオーダーグローブ・ミットが欲しい方からも非常に評判が良いです。
また、ベルガードはご存知の通り、(良い意味で)大手メーカーではありません。
大手メーカーではないからこそ、いわば「かゆいところに手が届く」対応をしてくれます。
ベルガードのグローブ・ミットをオーダーする際は、基本的にオンライン上でシュミレーションをすることで自分仕様に決めていきます。
その際、最後に備考欄があり、「ちょっと対応が難しいかも」というような要望もすることができます。
もちろん、全ての要望を呑んでもらえる保証はありませんが、間違いなく大手メーカーより要望は通りやすいです。
筆者は高校時代に、ベルガードのファーストミットをオーダーしたのですが、「高校野球対応のレッド系の本体カラーにしたい」という要望を送ったところ、シミュレーションには載っていないカラーリングで柔軟に対応して頂きました。
カラーリングはもちろんですが、刺しゅうなど、自分だけのオリジナルポイントをグローブ・ミットに加えたい方にもオススメです。
安さ
ベルガードのオーダーをオススメする3つ目の理由は、その値段の安さです。
近年は原材料(天然皮革等)の価格高騰により、各メーカーがグローブ・ミットの値段を軒並み引き上げています。
大手メーカーのオーダーグローブ・ミットは、硬式用であれば定価60,000円台や70,000円台が当たり前になってきました。
これは業界全体の動向(原材料の高騰)なので仕方のないことなのですが、そんな中ベルガードのオーダーは、現在も40,000円台(硬式用)でオーダーすることが可能です。
ベルガードも以前と比べれば値上がりしています。
それでも①日本製であり、②カラーバリエーションが豊富で、③オーダーの柔軟性も高いという、この3つの要素を満たしていながら、未だ定価40,000円台をキープしているというのは安いといえると考えられないでしょうか。
どこでオーダーできるのか?
オンラインでシュミレーション
先ほどもご紹介しましたが、ベルガードのグローブ・ミットのオーダーは、基本的にオンラインでシュミレーションを行ない、それをFAXにしてベルガードへ送付するというオーダー方法になります。
自分が納得いくまで、カラーリングや詳細を決めることができます。
BROSで対面シュミレーション
またオンラインでのシミュレーション以外に、実は東京都お茶の水の一角に実店舗が存在します。
BROSというショップなのですが、こちらであればベルガードのサンプルグラブを実際に手に取りながら、また、ショップの店員さんに相談しながら、より一層自分好みにオーダーカスタマイズを楽しめるかと思います。
気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は、野球の防具用品として近年注目を集めているベルガードというメーカーの、グローブやミットについて考えてきました。
ベルガードのグローブ・ミットが、実は、結構プロ野球選手も使っているということや、オーダーグローブ・ミットの評判・特徴を中心に、防具以外の魅力が少しでも伝われば幸いです。