人気のキャッチャー防具は?キャッチャー防具の人気メーカーとは!?
- 2017.09.05
- キャッチャー
野球において欠かせないポジションは、なんといってもキャッチャーではないでしょうか(もちろん、どのポジションも欠かせませんが)。
そんなキャッチャーが身に着けるプロテクター、レガース、マスク、ヘルメット一式がセットになったアイテムがキャッチャー防具です。
チームに一つあれば事足りてしまうので、なかなかスポットが当たりませんが、キャッチャーを怪我や衝撃から守る大切な道具の一つです。
特に2017年の夏の甲子園では、広島代表である広陵高校の中村奨成選手の活躍もあってキャッチャーへの注目も集まりました。
今回はそんなキャッチャー防具について見ていきます。
2017夏の甲子園では約15校がZETTのNEW防具を使用していた!?
花咲徳栄の優勝もさることながら、中村奨成捕手を中心とした広島の広陵、4季連続の甲子園出場となった秀学館など、2017年夏も多くのドラマが生んだ甲子園。
そんな夏の甲子園大会でZETTのNEW防具を着用していたチームはなんと15校もいたのです!
ZETTのNEW防具とは!?
ところで、先ほど述べたZETTのNEW防具をご存知でしょうか?
ZETTが、今年から高校野球対応で販売した新しいキャッチャー防具のことです。
その防具がこちら!(画像:日本航空石川・山上捕手)
全国から49の代表校が出場した第99回夏の選手権大会。
そのうち少なくとも約15校のキャッチャーがこのZETTのNEW防具を使用していました。
小林誠司と戸柱恭孝
実はこのZETTのNEW防具は、プロ野球のジャイアンツ小林誠司捕手とベイスターズ戸柱恭孝捕手が使用しているモデルだったのです。
今まで高校野球対応では販売されていませんでした。
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こうして見てみると、小林選手や戸柱選手が着用するプロテクターはZETTのラベルが入っていたり、プリント加工のデザインが施されているのがわかります。
しかし、第99回夏の選手権大会で約15校のチームが着用した同タイプのZETTのNEW防具は、アマチュア野球ではメーカーの商用宣伝ができないこともあり、デザインが無く、一面無地でした。
そのことが逆に、これだけの注目を集めたのかもしれません。
中村奨成
第99回夏の選手権大会で最多記録をいくつも更新した中村奨成選手。
この中村選手もZETTのNEW防具を使用していたキャッチャーの一人でした。
しかし、ZETTのNEW防具を使用した他チームのキャッチャーと少しだけ違った仕様になっていたのです。それは、
防具のツヤです。
とっても細かい話になるのですが、中村奨成選手のキャッチャー防具だけつや消しのNEW防具だったのです。
他チームのZETTのNEWキャッチャー防具を拝見してみると、どの選手の防具にもツヤ有りであることがわかります。(日本文理:牧田捕手)
唯一ツヤ無しのNEW防具を使用していた中村奨成選手が、第99回夏の選手権大会で記録をいくつも塗り替える大活躍をするというまた凄い偶然が起きたものです。
花咲徳栄はハタケヤマ
一方、優勝した花咲徳栄の正捕手、須永光捕手が着用していた防具はキャッチャーミットでおなじみのハタケヤマ。
プロ野球ではやっぱりハタケヤマ?
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高校野球でハタケヤマの防具を着用している例はあまり多くない印象ですが、プロ野球だとやはり多いです。
ソフトバンクの甲斐拓也選手、オリックスの伊藤光選手、タイガーズの岡崎太一、などなど、その他にも多くのプロ野球選手がハタケヤマの防具を使用しています。
2軍選手やブルペン捕手なども含めたら、やはりハタケヤマの防具を使用しているプロ選手は相当数いると思われます。
キャッチャーミットをハタケヤマにしてから、防具もハタケヤマに変更する選手もいるようです。
結論:やはり防具もキャッチャーミットと同じメーカーの人気が高い?
こうして見てみると(もちろん何をもって人気があると定義するのかにもよりますが)、やはり防具もキャッチャーミットと同じメーカーの人気が高いようです。
第99回夏の選手権大会の高校野球で15校がZETTのNEW防具を着用していた(ちなみに小林モデル以外も含めるとZETTの防具は24校が着用していたらしい)と述べましたが、ZETTのキャッチャーミットを使用する高校球児が多かったことも事実です。
高校野球はあくまでも学校が防具類を購入するので、選手の意向はくみ取られにくいかもしれませんが、プロ野球選手は個人で取り揃えます。
そんなプロ選手たちがハタケヤマの防具を選ぶというのは、もちろん契約云々もあるとは思いますが、それなりの理由があるとも考えられそうです。