軟式キャッチャーミットのおすすめメーカーその２

前回から、軟式キャッチャーミットのおすすめについて、メーカー別にまとめています。

そこで今回も、前回同様に「メーカー」にスポットを当てていこうと思います。

軟式キャッチャーミットを買おうと検討されている方の、少しでも参考になれば幸いです。

ミズノ…万人におすすめできて、種類も豊富。ショップ×グレードのメーカーの戦略に要注意？

言わずと知れた野球用品最大手メーカーのミズノ。

そんなミズノの軟式キャッチャーミットは、安価なグレードから高価なグレードまで、種類が豊富です。

多くのプロのキャッチャーがミズノを使用していることもあるせいか、プロモデルのキャッチャーミットも多く販売されています。

特に（今はキャッチャーを退きましたが）巨人の阿部慎之助モデルや、楽天の嶋基宏モデルは人気モデルかつ多く人におすすめできるモデルと言えます。

軟式キャッチャーミット　メーカー　おすすめ

万人におすすめできて、プロモデルも多く、選ぶのに困らないミズノの軟式キャッチャーミットですが、実は既製品の（オーダーではない）ミズノプロの軟式キャッチャーミットを購入するのが意外と困難なのです。

それにも実はカラクリがあり、ミズノプロの製品（グラブ・ミット）は、ある条件を満たした特定のショップでしか販売が許されていないのです。

もちろん通販でもなかなかミズノプロのキャッチャーミットはお目にかかれません。

万人におすすめできるミズノですが、既製品で選ぶのであれば（ミズノプロの販売が許されている店舗に行かない限り）グローバルエリートのグレードまでで軟式キャッチャーミットを選ぶのが妥当になってきます。

続いては、野球用品の中では大手メーカーとして有名なSSKです。

プロ野球選手では現在、阪神の梅野隆太郎選手がSSKのキャッチャーミットを使用されています。

参照：http://www.ad-vank.com/2017/06/10/post-13450/

また過去にも日本ハム・巨人で活躍した高橋信二選手が、捕手を務めた日本ハム時代にSSKのキャッチャーミットを使用されていました。

そんなSSKにおけるおすすめの軟式キャッチャーミットは「スーパーソフト」というシリーズのキャッチャーミットです。

スーパーソフトはとにかく柔らかいのが特徴です。

おすすめの理由は、軟式野球特有の「ボールの柔らかさ」にあります。

軟式ボールは硬式ボールと全く異なり非常に柔らかいです。

そのため、キャッチャーミットが硬すぎると、どんなに捕球が上手い人でもボールを弾いてしまうことがあります。

スーパーソフトのキャッチャーミットであれば、ボールをはじいてしまう確率を下げることができると考えられます。

メーカーとしては、あまりキャッチャーミットの人気は高くないですが、軟式ボールの特性を考慮するならば、スーパーソフトのキャッチャーミットはおすすめと言えるでしょう。

おすすめしたい軟式キャッチャーミットのメーカー3つ目はハタケヤマです。

キャッチャーミットで絶大な人気を誇るハタケヤマですが、ハタケヤマの軟式キャッチャーミット最大のおすすめポイントは「型」です。

正直なところ、（軟式キャッチャーミットに関していうならば）素材は玉澤、ZETT、ザナックスに劣ると思います。

また軟式キャッチャーミットは、生産国も台湾ですので、MADE IN JAPANではありません。

軟式キャッチャーミット　メーカー　おすすめ

しかしながらハタケヤマの軟式キャッチャーミットは、その販売されている既製品の多くで、硬式一番人気のM８型（谷繁モデル）と同じ型が採用されています。

この８型は縦型というファーストミットのようなフォルムで非常にキャッチングがしやすく（だから捕球音も鳴らしやすい）、初心者から上級者まで多くの人におすすめのキャッチャーミットと言えます。

プロ野球のキャッチャーの多くの選手は、初めてハタケヤマにキャッチャーミットを注文する際、この８型（谷繁モデル）をオーダーし、そこから徐々に自分好みにカスタマイズしたり、８型と違う型のミットを使ってみたりするようです。

ハタケヤマにおいて８型のキャッチャーミットがいかにおすすめできるかがお分かりいただけるのではないでしょうか。

今回は、ミズノ、SSK、ハタケヤマの軟式キャッチャーミットについて、メーカー別に特徴やおすすめポイントをまとめてきました。

万人にオススメできるミズノ、
軟式に適した柔らかいキャッチャーミットが販売されているSSK
とにかく使いやすい８型のハタケヤマ、

ご自分の好みに合った軟式キャッチャーミットに出会えたら良いですね。