グラブハンマーのおすすめは?使い方でおすすめが変わる!?
- 2018.09.07
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「グラブハンマーのオススメはどれ!?」と、誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
野球のグローブを自分で型付けする際の必須アイテムとも呼べるのが、「グラブハンマー」です。
様々なメーカーから、いろいろなカタチのグラブハンマーが販売されています。
実は、グラブハンマーの形状によって、おすすめの使い方や、型付けに用いる際の長所、短所が異なってきます。
今回はそんな、グローブの型付けには欠かせない、おすすめのグラブハンマーについて、その使い方・おすすめの用途も含めてご紹介していきたいと思います。
おすすめグラブハンマーは大きく分けて3種類
ご存知の方もいるかもしれませんが、グラブハンマーと一口に言っても、様々な種類が存在します。
おすすめしたいのは大きく分けて3種類です。
金槌タイプ
おすすめしたい、グラブハンマーの一つ目のタイプは、「金槌タイプ」です。
名前の通り、金槌に近い形状をしたグラブハンマーで、グラブ・ミットを柔らかくしたい方に、まず真っ先におすすめしたいのが、この「金槌タイプ」のグラブハンマーになります。
「湯もみ型つけ」であるとか「手もみ型付け」と言った様々なサービスが野球ショップから出されていますが、どの野球ショップもほとんどが「金槌タイプ」のグラブハンマーを主たるグラブハンマーとして型付けサービスを実施しています。
それだけ、型を付けたいグラブに、ハンマーからの力が伝わりやすく、グラブやミットを柔らかくしやすいのです。
なので、個人でグラブハンマーの購入を考えている方も、「グラブを柔らかく、使いやすくするために」という目的の下、グラブハンマーを探されているのであれば、間違いなく「金槌タイプ」をおすすめします。
ボールタイプ
続いておすすめしたいグラブハンマーのタイプが、「ボールタイプ」です。
ハンマーの先端(グラブなどを叩く部分)が、ボール(あるいは球体)の形をしたハンマーになります。
こちらのグラブハンマーはグラブ・ミット全体を柔らかくする点においては、「金槌タイプ」に劣りますが、ボールを捕球するポケット部分を成型する際にとってもおすすめです。
ボールの形をしているので、ボールを捕球するグラブ・ミットの捕球部分を整えるという点ではピカイチです。
一方でデメリットもあります。
前述しましたが、グラブ・ミット全体を柔らかくする点においては伝わる力が弱く、「金槌タイプ」に劣ってしまいます。
とはいえ、グラブ・ミット全体を柔らかくするためにはグラブハンマーも重要ですが、グラブハンマーでグラブやミットを叩く際、下に敷く「たたき台」をどんなたたき台にするかによっても変わってきます。
なのでボールタイプのグラブハンマーでも、使い方次第では十分にグラブ・ミット全体を柔らかくすることも出来るでしょう。
バットタイプ
3つ目のおすすめは「バットタイプ」のグラブハンマーです。
個人で「グラブハンマーを使って型付けをしたい」と考えている人にとっては、これが一番身近なタイプかと思います。
ミズノをはじめ、ハイゴールドやローリングスなど、多くのメーカーから販売されているタイプのグラブハンマーでもあります。
前におすすめした他の2つのタイプのグラブハンマーと比べるとサイズが小さく、手軽に扱えることが特徴です。
逆に言うと、大きな力をグラブ・ミットに伝えることが難しく、グラブ・ミットを柔らかくするのにはあまり向いていません。
しかし細かい部分の調整であったり、微妙な単位でグラブ・ミットを成型したい場合にはおすすめ出来るかと思います。
商品別、おすすめグラブハンマー
ここでは、おすすめしたいグラブハンマーを、商品別で3つほどご紹介します。
グラブハンマーの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
おすすめグラブハンマー1 ザナックス BGF-21
まず1番におすすめしたいグラブハンマーが、ザナックスのBGF-21です。
このザナックスのグラブハンマーは、グラブハンマー自体の縦の長さが34cmあります。
グラブ・ミットを叩いて柔らかくするときに、遠心力の力を利用することができ、より大きな力を、グラブ・ミットに伝えることができます。
「金槌タイプ」のグラブハンマーは、他の種類のグラブハンマーと比べても圧倒的に叩きやすいです。
またザナックスのBGF-21は、他社メーカーの「金槌タイプ」のグラブハンマーと比べても圧倒的に安価です。
効率よく、確実に(でも安く)グラブ・ミットを柔らかくしたい方にとってはとてもおすすめなグラブハンマーです。
おすすめグラブハンマー2 UNIX BX72-98
2番目におすすめしたいグラブハンマーが、UNIXのBX72-98です。
UNIXは、野球のトレーニング用品などを主に販売するメーカーです。
このグラブハンマーは、先端が球体になっており、グラブ・ミットのポケット部分を成型する点で非常におすすめです。
また、ハンマーの柄の方が尖っており、この部分でグラブ・ミットの内袋を整えることもでき、何かと便利です。
グラブ・ミット全体を単純に柔らかくするのには、「金槌タイプ」のグラブハンマーには敵いませんが、それ以外の面のいておすすめできる便利なポイントの多いグラブハンマーだと言えます。
おすすめグラブハンマー3 SSK GWHM
3番目におすすめしたいグラブハンマーが、SSKのGWHMです。
SSKのGWHMは、「バットタイプ」のグラブハンマーでありながら、大きさが30cm近くあります。
ミズノの2ZG695やローリングスのEAOL6S20よりも大きいサイズとなっており、力がグラブ・ミットに伝わりにくいとされるバットタイプのグラブハンマーの中でも、力が伝わりやすいです。
個人でグラブハンマーを使って型付けをする際にも力になってくれるかと思います。
まとめ
今回は、おすすめのグラブハンマーについてまとめてきました。
グラブハンマーの形状によって、その使い方や、得意な工程が変わってきます。
とにかくグラブ・ミットを柔らかくしたいなら、「金槌タイプ」のグラブハンマーがおすすめです。
ポケット部分の成型を中心にグラブハンマーを使われたいのであれば「ボールタイプ」がおすすめです。
細かい部分の調整であったり、手軽にグラブハンマーを使われたいのであれば「バットタイプ」がおすすめです。
ご自分が今、グラブハンマーをどのように使いたいのかを今一度吟味された上で、その要望に合ったグラブハンマーを選ばれることをおすすめしますし、今回の記事が、グラブハンマーを買うならどれにしようかと考えている方の参考になれば幸いです。