ハタケヤマの特徴的なオリジナル機能をまとめてみた

ハタケヤマの特徴的なオリジナル機能をまとめてみた

 ハタケヤマのグラブ・ミットには、たくさんの特徴的な機能が搭載されているのをご存知ですか?

 一見、キャッチャーミットだけが注目されがちですが、実はファーストミットやグラブも非常に高いクオリティ&こだわりで仕上げられています。

 そんなハタケヤマの特徴的なオリジナル機能について見ていきます。調べたところ、なんと16種類もオリジナル機能が存在したので、2回に分けてご紹介します。今回は前半編です。

特徴的な機能一覧

TIFIX

tifix ハタケヤマ 

 グラブ、ファーストミットの小指部分に紐を追加し、グラブ内の小指の遊び(動き)を制限することで、よりフィット感が得られるつくりに。

→固定する部分を追加することで、よりフィット感を向上させられます。
 

ハミダシ

ハタケヤマ 特徴 機能

 グラブ背面の縫い合わせ部分を特殊樹脂コーティングし、強度を高めました。
 また、型崩れを防ぎ、鋭い打球にも負けない構造です。

→「特殊コーティング」がポイントです。
 

バックル

ハタケヤマ 特徴 機能

 ファーストバックの留め金は、ハタケヤマ独自のバックルで、従来の留め金の様に緩んでくる事がありませんので、手の平にピッタリフィットします。

→プラスチック製のバックルで、緩みにくく、錆びないのが特徴です。

玉澤も、製品によってはプラスチック製のバックルを採用しています。

しかし、バックルがプラスチック製onlyのメーカーはハタケヤマだけです。
 




グリス

ハタケヤマ 特徴 機能

 ポケット部は、夏季、冬季の温度差にも変化しない独自のグリスで、表革と裏革を密着させています。革を長持ちさせ、フィット感の良いポケットを作り出します。

→「グリス」という接着剤は、非常に重要です。捕球音などにも影響してきます。ご自分のグラブ・ミットも要チェックです。
 

汗に強い!裏革

ハタケヤマ 特徴 機能

 従来の鹿革より優れたEcsaine/エクセーヌ(人工皮革)を使用しています。高度な吸汗性と速乾性を備えているため、汗で滑ったり、ベトついたりしません。また、耐久性にも優れています。Ecsaine/エクセーヌ(人工皮革)は東レの登録商標)

→東レの登録商標。硬式の定番品には、裏側も和牛革が採用されているケースが多いですが、このエクセーヌはオーダーで選択可能です。
 

インサイドステッチ

ハタケヤマ 特徴 機能

 キャッチャーミットの親指、小指のパッド部分のミシン目を無くし、ハミダシで破れを防止しました。

→他社のキャッチャーミットを見ても、親指・小指芯の画像の部分にハミダシを挟んでいるのはありません。

また、表面にミシン目が出ていないのです。

これはハタケヤマだけができる技術だと言われています。凄い!
 

スリットレス

ハタケヤマ 特徴 機能

 従来のキャッチャーミットのポケット部分は、スリットがあり、その部分から破れることが多々ありました。

ハタケヤマのキャッチャーミットは、そのスリットを無くし丈夫で捕球音の良いスリットレスにしました。(M1,M2,7227型に対応)

→これは、キャッチャーミットの型付け方法、選手の捕り方によって破れやすくなったりもします。

この機能は、他社メーカーにも存在します。
 スタンダード型のミットが、敗れる原因でもあります
キャッチャーミットの型付け方法


キャッチャーミット芯

キャッチャーミット 芯
参照:https://news.yahoo.co.jp/byline/doimayumi/20150623-00046910/

 ハタケヤマのキャッチャーミットは、当社が考案した独自のフェルト芯(ポケット部の平芯)を採用。

丈夫でしかも軽く、型くずれしにくくなっています。

→グラブ・ミットにおいて、革と同じくらい重要なのが、芯材です。ハタケヤマ抜群の捕球音の要因は芯材にあり?
 

シェラームーブ

キャッチャーミット バックスタイル

 キャッチャーミットの甲の蛇腹状のデザインは、キャッチャーミットならではの”掴む”動きを円滑にするための形。

甲殻類の滑らかで力強い動きを参考に生まれました。

→シェラームーブを出しているのはハタケヤマだけです。

他社メーカーにはない本当にオリジナルな機能です。





まとめ

 オリジナル機能が多い、というのはそれだけグラブ・ミットへこだわりを持って作っているという、なによりの証拠ですね。次回は、後半編をピックアップします。
 




関連記事