ハタケヤマで一番大きいキャッチャーミット ax-222F
- 2017.05.16
- ハタケヤマ
ハタケヤマの硬式キャッチャーミットは、とにかくラインナップが豊富です。
今回はそのハタケヤマの中から、一番大きいサイズのキャッチャーミットについてまとめていきます。
ax-222Fは相川型
ハタケヤマで一番大きいキャッチャーミットはax-222Fです。
ポケットは深め、人気モデルの8型が基本型で、その8型よりも一回り大きいことがax-222Fの特徴です。
横浜(現DeNA)、ヤクルト、巨人で活躍された-相川亮二モデルでもあります。
【基本情報】
●本体カラー:ブラウン
●表革:日本牛革YOUハイド
●革紐:ブラック
●裏革:共牛革
●指カバー内部に衝撃吸収材内臓
●NEWラベル(プロ使用グレード)採用。
●メーカー品番:ax-222F
●刻印:遊
●日本製
【メーカー説明】
「ハタケヤマの最高級を誇る、「ax」シリーズ
プロ選手が使用しているグラブ・ミットと同様のモデルを取り入れたシリーズは、プロ目線ならではの機能性を搭載した個性は揃い。
このシリーズでしか展開しない高級感のあるブラウンカラーに黒紐を加え、より洗練されたイメージに。アドバイザリープロスタッフ相川捕手と同様のやや大きめ設計。」
メーカーは「やや大きめ」なんて言っていますが、手に取ってみると実際はかなり大きいです。
【ミットの特徴】
座布団スポンジ
これは指カバー部に衝撃吸収材を入れる特別仕様の機能で、捕球時の人差し指への衝撃を軽減するものです。
画像では座布団スポンジだけが見えますが、ax-222Fにおいて実際は指カバーの中に内蔵されています。
プロ選手からのニーズが多い機能の1つです。
親指芯、小指芯にハミダシがない
ax-222Fはハタケヤマの他の硬式ミットと比べると、このキャッチャーミットだけ親指芯、小指芯にハミダシがありません。
PBW、V、Kシリーズのキャッチャーミットと比較してみてください。
ツマミ縫い(ハミダシなし)のバックスタイル
バックスタイルにツマミ(タマハミやキリハミ)がないことで、ミットをはめた時のフィット感が向上します。
バックスタイルを工夫してフィット感を向上させることで、ax-222Fの特徴的なミット自体の大きさによる、操作性の悪さをカバーしているともいえます。
つまり、大きいけれど比較的軽く感じるミット、というのがこのax-222Fの魅力的な部分です。
プロ仕様のラベル
ax-222Fのラベルは、「プログレード」のラベル?らしいです。
「柔軟なイメージのアイレストグリーンは調和とバランスを示す色。どんな状況でも平常心を思い出させてくれます。」
グリーンは、カラー心理学的には「心身のバランスを整えリラックスさせる効果がある」なんて言われていたりします。
過去のaxシリーズは定番品でありながら、メーカーラベルが直刺繍だったのですが、近年はワッペンに切り替わりました。
ちなみにハタケヤマのグローブやミットを愛用するプロ野球選手の多くは、axシリーズが直刺繡だったころから、ワッペンのラベルを使っていました。
それがつまり、現在のワッペンラベルが「プログレード」と呼ばれる所以なのでしょう。
ちなみにオーダーでは現在も、直刺繍ラベルの選択が可能です。
日本牛革YOUハイド
ax-222Fに用いられている素材は、手に馴染みやすくコシがあり、プロ選手からのニーズが多い革です。
裏革も共牛革ではない牛革が使用されており、最上級シリーズらしさが伺えます。
PBW、V、Kシリーズはすべてスペシャルジャパンハイドという共通の素材が使用されていますが、最上級シリーズである、このaxシリーズだけは日本牛革YOUハイドというプロ選手と同じ素材が使われています。
やはり最上級シリーズであるaxは、素材からも特別感を感じられますね。
刻印
捕球面の刻印には「遊(ゆう)」の 文字が使用されています。
縦横無尽な動きにも、プレイヤーが描く高い理想にも即応できる柔軟性を表しています。
とのことです。
この「遊」の刻印もaxの象徴的もものと言えるでしょう。
まとめ
ax-222Fの特徴をまとめると…
●ポケット深めで、全体的に大きなミット、相川亮二モデル
●座布団スポンジが人差し指の部分に標準装備されている
●親指芯、小指芯にハミダシがない
●プロ仕様のラベルが採用されている
●ハタケヤマの他の硬式シリーズとは違う和牛革、刻印が採用されている。
といった感じです。オーダーや、購入の際の参考にしてみてください。