グラブ

硬式グラブと軟式グラブの違い

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パッと見ただけでは、その違いがなかなか分からない硬式グラブと軟式グラブ。今回は硬式グラブと軟式グラブの違い、見分け方について、述べていきます。

 まず、結論を先に言いますと、硬式グラブと軟式グラブの違いにおいて、これ!という正解はありません。

一概に、これが硬式用でそれが軟式用だ、とは定義できないのです。

しかし、硬式、軟式それぞれのグラブに多い革の傾向であったり、グラブ自体の特徴があります。それらをご紹介できればと思います。

革で見分ける方法 

 まず硬式グラブと軟式グラブの違いとして傾向的に挙げられるのが、革の違いです。

 野球のグラブに使われる革は、様々な色で染められています。革の状態によってその色の染め方が大きく2つに分かれます。

 それが芯通しと半芯通しという2種類です。芯通しというのは、革の芯(または裏面)まで、色が染まっている状態をいいます。

 反対に半芯通しというのは、芯まで染まり切っておらず、革の中心部(または裏面)が白色のままの染め方をいいます(つまり革は元々、白色です)。

 メーカーによって異なるということを前提に、あくまで傾向として硬式グラブは半芯通し、軟式グラブは芯通しであることが多いです。

 芯通しか半芯通しかを見分けるポイントは、断面と掛け紐です。

 


革の断面に注目する

 ウェブや、折り返し部分の断面に注目すると、芯通しなのか、半芯通しなのか確認することができます。

 

掛け紐の裏面に注目する

 革の断面以外に、掛け紐の裏でも確認することができます(くどいようですが、あくまで傾向としてです)。硬式グラブは裏側が白い、白っぽいことが多いです。

硬式 軟式 違い 

品番で見分ける

 硬式グラブと軟式グラブの違いの二つ目として、品番で見分ける方法があります。

 すべてのメーカーではありませんが、品番に軟式か、硬式かを明記しているメーカーもあります。

 久保田スラッガーは、品番で硬式か軟式かを見分けることが可能です。

 久保田の場合、MS-1型のグラブを例にすると「KS◇-MS-1」の◇部分がNならば軟式、Gならば硬式です。

 


おわりに

  硬式グラブと軟式グラブの違いについて、改めて強調したいのは、半芯通しだから硬式グラブ、芯通しだから軟式グラブ、と確定できるわけではないということです。

 実際ZETTのプロステイタスのグラブは軟式でも半芯通しです。

グラブは奥が深く、最初に述べた結論通り一概には言えません。

 半芯通し、芯通しそれぞれに適切な革(の状態)があります。

それを見極め、一つひとつ心を込めてグラブを作られているのが職人さん達なのです。


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