KSG-24MUの特徴は!?久保田スラッガー硬式グラブ KSG-24MUについて書いてみた。
- 2017.06.17
- 久保田スラッガー
プロ・アマ問わず、未だ大きな人気を誇る久保田スラッガーのグラブ。今回は、久保田スラッガーの硬式グラブKSG-24MUについて、特徴を綴ってみました。オーダーや新規購入のご参考になれば幸いです。
KSG-24MU
【基本情報】
●カラー:DPオレンジ×タン、Fオレンジ×タン
●手袋サイズ:22-23cm向き
●160-170cm向き
●セカンド・ショート用
●日本製
●高校野球対応
正直、誰でも使えます
上記の【基本情報】では、「160-170cm向き」とありますが、もちろん180cmの人も使えます。
「セカンド・ショート用」とありますが、もちろんサードでも使えます。
あくまでメーカー推奨なのが、「160-170cm向き」、「セカンド・ショート用」であって、絶対ではありません。
それらは目安としてお考え下さい。
大切なのは、自分が求める機能がこのグラブにあるか、大きさやフィット感がしっくりくるかです。
手袋サイズも、「22-23cm向き」とはありますが、手が大きい人も大丈夫です。
というのも、そもそもグラブ本体より大きい手をした人は(少なくとも日本人は)滅多にいません。
手口さえ適切に広げられれば、どんなに大きな手をした人も、少年用のグラブをはめることすらできます。
なので「手が入らなかったらどうしよう…」という心配はご無用ですのでご安心を!
KSG-24MUの特徴5つ
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KSG-24MUの特徴は、5つほどあります。
ウェブが硬い
KSG-24MUはウェブが硬いです。
Hウェブの縦パーツ(「H」の文字でいう、横棒部分です)に、ヘリ革があしらわれているのがポイントです(※画像のグラブは軟式モデル)。
使っていくうちに、徐々に柔らかくなってはきますが、それでもヘリ革があしらわれていない通常のウェブよりは、ある程度硬さは残るでしょう。
ウェブが硬いメリットは、球際に強いグラブであるということです。
もちろん、守備技術による個人差はありますが、ウェブが重厚な設計であることによって、捕球したはずのボールがグラブからこぼれたりする確率を減らし、勢いの強いライナー性の打球などに負けないグラブになります。
逆トジ
KSG-24MUはアゴ部分の紐が逆トジで巻かれています。
逆トジというのは、右投げグラブであれば、革紐が斜め左方向(\)に通っている紐のトジ方を意味します。
逆トジになっていることによって、ポケットの位置が、薬指寄りにシフトします。
久保田スラッガーのグラブで言うと、「Pro Model」という刻印の部分あたりです。
また逆トジは、親指を効かせやすく、素手感覚がUPします。
折り返しパーツがない
KSG-24MUは折り返しパーツがなく、代わりに「Uカット」という設計が採用されています(画像左)。
折り返しパーツがないとどうなるかというと、ウェブ下部分を柔らかく使うことができます。
KSG-24MUはウェブが硬いと一つ目の特徴でも述べましたが、ウェブとは対照的に捕球面全体は柔らかく使うことができるのです。
土手紐有り
KSG-24MUは土手紐が標準装備です。最近は土手紐抜きが人気で、最初から穴だけで紐が通っていないグラブも多いですが、KSG-24MUは紐が通っています。
筆記体ラベル
これはKSG-24MUにがぎらず、久保田スラッガーの硬式グラブに共通している点ですが、ラベルは筆記体タイプが採用されています。
この筆記体ラベルは、スポーツショップでよく受け付けている「ラベル交換」では選択できないタイプなので、定番品でありながら限定感も味わえるレアなラベルなのです。
もちろんオーダーでは選択可能です。
湯もみ型付けもオススメです
ここで、KSG-24MUの湯もみ型付けもオススメしておきます。
湯もみ型付けをすると、こういった捕球面の革の浮きを無くすことができます。
また、冒頭でも述べましたが、手口部分を適切な大きさに広げてくれたりもします。(ただし、ショップによっては対応していないお店もあります)
是非、一度ご検討ください。
まとめ
今回は久保田スラッガー硬式グラブKSG-24MUについてみてきました。
KSG-24MUというグラブ一つとってみても、こんなに特徴やオリジナリティが詰まっています。
特徴や機能を見極めて、自分に合ったグラブ・ミットを選びましょう。