玉澤の硬式グラブ 特撰八番 い KANTAMA-T8I
今回取り上げるグラブは、玉澤『特撰八番 い KANTAMA-T8I』の硬式外野手用グラブ。アマチュア球界では大きな信頼を得ている玉澤のグラブ。そんな玉澤の『特撰八番 い KANTAMA-T8I』に注目してみました。
【基本スペック】
●本体:フィニッシュエアシャーレザー
●表革・裏革:小豆色
●革紐:黒
●切ハミ:白
●ダイヤモンドトルネードウエブ
●サイズ:G-6
●日本製
注目は本体レザーと小豆色のカラー
まず、本体の革について。
フィニッシュエアシャーレザーというのは、ジュテルレザー社が提供しているレザーで、
玉澤だけでなく、他複数メーカーにおいても最高級シリーズのグローブなどにに用いられている。
初めて手をはめた時は確かに硬いが、使い込んでもヘタりにくく、手入れを怠らなければ、高校野球のようなグラブの消耗が激しい世界でも十分1つを愛用し続けられる。
また、複数のメーカーが最高級シリーズに用いられている実績を踏まえても、良い革であることが伺える。
続いて、革のカラーについて。TAMAZAWAの「特選シリーズ」は、ローマ字・カンタマ両ラベルシリーズとも『小豆色』を採用。
ミズノのプラムブラウンに近いカラーリング。
Made in japan 、渋さが光る玉澤。
どんなメーカーにも、最上級クラスのシリーズやランクが存在し、そのクラスのグラブの多くは、Made in japanである。
しかし、玉澤の凄いところは、どのクラスのシリーズにおいても(最上から最下まで)、Made in japanであるところ。上から下まで、全てが日本製であるメーカーは極めて少ない。
小さな工場で、職人さんがグラブ1つ1つを作っているからこそ成せるクオリティの証のよう。