ZETTのグローブのサイズを分かりやすくまとめてみた【内野手編】
- 2018.09.11
- ZETT
ZETTのグローブは、定番型、オーダー型それぞれが、サイズとポケットの深さで様々に別れています。
今回は、そんなZETTの内野手用グローブに焦点を当てて、サイズとポケットの深さ別に分けてまとめてみました。
軽く特徴などについても触れていますので、オーダーや新しいZETTの内野手用グローブの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
1番小さい(4番目に大きい)サイズは BPROG54
数あるZETTの内野手用グローブの中で、1番小さい(4番目に大きい)サイズに当たるグローブはBPROG54です。
トレーニンググラブ?と少し思ってしまうような小ぶりなサイズでありながらも、ポケットは深めに作られているため、小さいサイズ感ながら、ガッチリと確実にボールを掴みたいプレーヤーにおすすめです。
2番目に小さい(3番目に大きい)サイズは BPROG44
ZETTの中で、2番目に小さい(3番目に大きい)サイズのグローブがBPROG44です。
先ほどご紹介したBPROG54の次に大きいサイズ感で、ポケットも深めの設計になっています。
また、最近の内野手用グラブとしては珍しく、土手紐の綴じ方(巻いている方向)に”順とじ”が採用されているモデルです。
3番目に小さい(2番目に大きい)サイズは 7モデルがラインナップ
ZETTの中で3番目に小さい(2番目大きい)サイズは 7モデル存在します。
ポケットの浅いモデルが2つ
3番目に小さい(2番目大きい)サイズの内、ポケットの浅い設計で2モデルが存在します。
BPROG66
3番目に小さいサイズ感でポケットが浅い設計の2モデルの内の1つ目はBPROG66です。
BPROG66は、ワイドヒンジが採用されたモデルで土手が広くなっています。
そのためサイズ的にはやや大きくも、ポケットが広く浅い作りになっています。
そのため、ポケットが深いグローブよりも、捕球面を広く使うことができます。
126型
3番目に小さいサイズ感でポケットが浅い設計の2モデルの内の2つ目は126型です。
ウェブに投手用に用いられるような、バスケットウェブが採用されています。
もちろん内野手用としても使えるウェブではありますが、編み込まれている紐の量が多いため、使用し始めてからも硬さが残る(しばらく硬く感じる)のが特徴として挙げられます。
ポケットの深さが中間のモデルが4つ
BPROG36
ポケットが深くもなく浅くもない、やや大きめサイズのグローブがBPROG36です。
126型と同様にバスケットウェブが採用されており、やや大きめサイズの割にはヘタりにくいグローブであると言えるでしょう。
土手紐抜き仕様であることも、注目ポイントです。
135型
135型は、2017年シーズンまで、中日ドラゴンズで活躍した森野将彦モデルです。
やや大きめサイズで深すぎず浅すぎないポケット設計もさることながら、その最たる特徴は土手部分です。
また別の記事でもご紹介しようと思いますが、このグローブが土手部分に芯材が入っていませんので良くも悪くも悪しからず。
136型
続いては136型グローブです。
部類としてはポケットの深さが中間のモデルではありますが、実際はやや深め〜深めの部類に入るグローブです。
サイズ的にショート用としてはもちろん、サードを守る方にもおすすめなモデルです。
184型
続いては184型のグローブです。このグローブもサイズはやや大きめ、ポケットの深さは中間のモデルです。
オリックスや阪神で活躍した平野恵一選手モデルです。
手口のバンドを上被せにしている点が最大の特徴です。
ポケットの深いモデルが1つ
BPROG64
3番目に小さい(2番目大きい)サイズのグローブで、最後にご紹介するのがBPROG64です。
土手紐が順トジでHウェブ仕様なところから、ミズノの坂本勇人選手のグローブを彷彿とさせるモデルですが、Hウェブの横線パーツにヘリ革(切ハミ)があしらわれており、強度も増しています。
4番目に小さい(1番大きい)サイズは11モデルがラインナップ
ポケットの深さが中間のモデルが5つ
BPROG45
4番目に小さい(1番大きい)サイズで、ポケットの深さが中間モデルの1つ目はBPROG45です。
BPROG64と同じでウェブパーツにヘリ革(キリハミ)があしらわれており、強度が増しています。
BPROG56
4番目に小さい(1番大きい)サイズで、ポケットの深さが中間モデルの2つ目はBPROG56です。
このグローブは、人差し指パーツと中指パーツの間が、他の指パーツと指パーツの間と比べてやや広く空けられているのが特徴です。
人の指も、大きく広げて(パーにして)みると、中指と薬指の間よりも人差し指と中指の間の方がやや広く開きます。
その人の元々の指の構造に即したグローブだと言えるでしょう。
106
続いてご紹介する該当サイズのグローブは、106型です。
「ジョイントチェッカー」と呼ばれる、西武ライオンズの源田選手のグローブと同じウェブが採用されています。
一見、ポケットが深そうに見えますが、ワイドヒンジが採用されているため、深すぎず浅すぎない設計になっています。
115
画像だとコンパクトに見えますが、115型も一番大きいサイズのグローブです。
ワイドヒンジ設計&逆トジが採用されていますが、三塁手モデルとしても推奨されているモデルです。
145
145型は、日本ハム・オリックスで活躍されている小谷野栄一選手モデルのグローブです。
小谷野選手モデルなので、もちろん三塁手用ではあるのですが、サイズ感としても大きいため外野手用としても(使い方次第では)使用することができると思います。
また、いわゆる久保田スラッガーの「辻とじ」のようなヒンジが採用されているところもポイントの一つです。
ポケットの深いモデルが6つ
BPROG76
BPROG76はとにかくオーソドックスな「大きいグローブ」です。
内野手用ではありますが、一番大きいサイズな上に、順トジが採用されていてポケットも深い設計になっています。
ZETTの中では「挟み捕り」が出来るモデルとして販売されています。
116
116型は、ヤクルト、ソフトバンクで活躍されている川島慶三選手モデルです。
ラベルが親指側に付いているグローブで、デザイン面にもこだわりたい選手にもおすすめです。
逆トジで土手紐も抜かれているため、土手部分を柔らかく使うことができます。
146
146型は、野球がうまい芸能人こと日本ハムファイターズの杉谷拳士選手モデルです。
ワイドヒンジが採用されているため、ポケットが広い大きなサイズのグローブですが、一方でZETTの発表上ではポケットの深い部類にも位置します。
こちらも土手紐が標準で抜かれています。
155
155型は、もう一つの小谷野選手モデルのグローブです。
ZETTが提唱している「挟み捕り」がしやすいグローブとして注目されています。
156
156型はオーソドックスなモデルです。
ヒンジ部分もワイドヒンジといった特殊なタイプではなく、ノーマルなヒンジが採用されています。
大きめのサイズで、とにかくシンプルなグローブを選びたい、という選手におすすめなモデルです。
166型は、ライオンズの名手源田選手モデルです。
サイズもポケットもどちらも大きいため、捕球面を広く使うことができます。
またジョイントチェッカーウェブが採用されておりデザイン・耐久性でも申し分ないです。
まとめ
今回は、ZETTのグローブをサイズ・ポケットの深さ別にまとめてきました。
ZETTには内野手用グローブだけで、
サイズが1番小さいモデル・2番目に小さいモデルがそれぞれ1つずつ、
やや大きいサイズのモデルが7つ、
一番大きいサイズのモデルが11あります、
どのグローブが小さめで、どのグローブが大きめなのか、あるいはポケットの深さはどう違うのか、店頭で手に触ってみただけでは比較することは難しいと思います。
それぞれのグローブの違いを理解するのに、少しでもこの記事が参考になれば幸いですし、自分が使いたいと思えるベストなグローブに出会えることを願っております。