ZETTのキャッチャーミットの特徴や評価について

ZETTのキャッチャーミットの特徴や評価について

ZETTと言えば、キャッチャーミットの人気メーカーとして間違いなく名前のあがるメーカーではないでしょうか?

もちろん、キャッチャーミット不動の一番人気メーカーはハタケヤマかもしれませんが、ZETTも負けていません。

しかし、では実際にZETTのどんなところが良いのか、特徴やその評価できる部分はどこなのだろうと考えると、意外とピンとこないのもまた事実でしょう。

そこで今回は、特にZETTの最上級であるプロステイタスシリーズのキャッチャーミットについて、その特徴や評価できる部分について、8つのポイントにまとめていきたいと思います。

新しいキャッチャーミットの購入を考えられている方などの参考になれば幸いです。



ZETTのキャッチャーミットの8つの特徴・評価ポイント

 

ZETT キャッチャーミット 評判 特徴

 



素材へのこだわり

ZETTのキャッチャーミットの特徴として1つ目に挙げられるポイントが、素材へのこだわりです。

プロステイタスでは、硬式モデルは国産牛レザー、軟式モデルは専用のプロステイタスRレザーが採用されています。

硬式モデルで使用されている国産牛のレザーは、かなり希少性が高いと言われており、それだけ素材としての価値が高いです。

他社メーカーの上位モデルのグローブ・ミットを調べても、国産牛のレザーを採用しているメーカーは少なく、ZETTのこだわりが伺えます。

また軟式モデルのプロステイタスRレザーのRは「ラバー(rubber)≒軟式」を意味しています。

また革だけでなく、芯材にもこだわっており、やや硬めの芯材が採用されています。

やや硬めの芯材が使われていることで、型崩れしにくくなり、捕球面の張りが長く保たれると考えられています。

耐久性アップへの取り組み

2つ目の特徴は、耐久性アップへの取り組みです。

ウェブの紐穴の間隔を広げ、捕球時の穴にかかる負担を軽減しています。

このことによって、紐穴によるウェブの破れを抑制し、長く使えるよう工夫(耐久性アップ)が成されています。

良い捕球音を出すためにも、正しい位置でボールを捕球することは大前提ですが、それよりもまず大切なことは、後ろに逸らさないことですし、ウェブパーツ1つにも細かい工夫が凝らされていることが分かります。

カーブマチ設計で捕球感覚を向上

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3つ目の特徴は、捕球感覚の向上です。

親指芯(通称マチ)の部分を、アーチを描くようにカーブさせることで、親指の力がミットの先端にまでなるべく伝わるような設計になっています。

これにより、実際にボールをミットに収めた時の捕球感覚が向上し、ボールが中で遊んでしまうのを軽減させることができます。

それは同時に確実な捕球をしやすくなるという意味であり、確実な捕球は、握り替えなどの次のプレーに活きてくると言えるでしょう。

積み芯の絶妙な厚さ

4つ目の特徴は、積み芯の絶妙な厚さです。

親指芯と小指芯、両方のマチ部分の厚さが厚すぎず薄すぎずの中間を突く、絶妙な厚さになっています。

指芯は、薄いほどミットの間口が広がり捕球しやすくなりますが、捕球した時のホールド感に欠けます。

一方厚いほど捕球した時のホールド感は増しますが、ミットの間口が狭くなり捕球しにくくなります。

ZETTのプロステイタスのキャッチャーミットはいわば、捕球しやすいし、ホールド感もしっかりしている芯の厚さだと言えます。

正直これ(芯の厚さ)は選手の好みにもよるので、ご自身が好きな厚さのミットを使われるのがベストなのですが、どのくらいの厚さが自分にとって良いのかがまだはっきりしない方などには、一番オススメできる厚さだと思います(つまり絶妙な厚さ)。

軟式キャッチャーミットのクオリティの高さ

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5つ目の特徴は、軟式キャッチャーミットのクオリティの高さです。

ZETTの軟式プロステイタスキャッチャーミットは、これが軟式なのか!?と疑ってしまうほど、硬さも品質も、硬式モデルに近い仕上がりになっています。

硬さが硬式に近いというのは、好みが分かれます(硬めが好きか柔らかめが好きかはその人次第です)が、品質が硬式に近いというのは、ミットを使うどんな選手にとっても間違いなく良いことです。

正直なところ、品質だけを考えれば、軟式キャッチャーミットはハタケヤマよりも間違いなくZETTの方がクオリティが高いです。

ハタケヤマの軟式キャッチャーミットは最上級モデルでさえ台湾製ですが、ZETTの場合、硬式モデルはもちろん、軟式モデルまで日本製です。

野球の道具に限らず、きちんとした日本の職人さんが手掛けるモノづくりは、細かい配慮や1つひとつの仕上がりがやはり正確です。

その点に関してZETTの場合、軟式の定番ミットにも日本の職人さんを充てているという意味で、やはりブランドとしての信頼が持てると考えられます。

まとめ

今回は、ZETTのキャッチャーミットの評判や特徴について、プロステイタスシリーズを中心にまとめてきました。

「キャッチャーミットといえばハタケヤマ」という印象が強い方もいるかもしれませんが、ZETTもキャッチャーミットにはかなりこだわり、力を入れています。

近年の甲子園に出場する高校球児や、プロ野球選手を見ても、ハタケヤマに負けないくらいZETTのキャッチャーミットを使用する選手が現れています。

ZETTのキャッチャーミットが、具体的にどのような特徴やポイントがあるのかが分かり、新しいキャッチャーミットを購入される際などのご参考になれば幸いです。

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