キャッチャーミットの型付けに最適なオイルは?
- 2018.10.04
- 型付け
キャッチャーミットはとにかく硬いです。
特に硬式ミットはすこぶる硬く、型付けも簡単ではありません。
そんなキャッチャーミットの型付けにおいては、オイルを有効に使うことがカギになってくるかと思います。
今回はそんな、キャッチャーミットの型付けに最適なオイルについて考えていきたいと思います。
そもそも型付けの段階でオイルは必要なのか?
キャッチャーミットの型付けに最適なオイルについて考える前に、一つ考えたいことがあります。
それは、「そもそも型付けの段階でオイルは必要なのか?」という問いです。
練習や試合で使ったキャッチャーミットに関しては、レザーローション等で汚れを落とし、乾かした後にオイルを塗布するのは必須でしょう。
しかし型付けの段階においては、必ずしもオイルは必要とは限らないです。
人の肌に例えて考えると分かりやすいのですが、激しい日焼けや運動でもしない限り(特に男性の場合)、そこまで日焼け止めや化粧水といった保湿ケアなどはしませんよね。
塗ることが悪い訳ではありませんが、塗り過ぎてしまうくらいなら塗らない方が良いといった感じです。
※キャッチャーミットの型付けについてはコチラ↓
キャッチャーミットの型付け方法
キャッチャーミット型付け時のオイルの選び方
「塗りすぎはよくない!(塗り過ぎるくらいなら、むしろ型付けの段階でオイルは塗らない方が良い)」という前提を述べた上で、とは言え、型付けをするときも適量の範囲でオイルを使うことをおすすめします。
じゃあ実際どんなオイルがおすすめなのでしょうか。
メーカーや製品の数だけオイルは無数に販売されていますが、ここではその選び方について簡単に触れておきます。
ハタケヤマ かZETT(かミズノ)で選ぶ
キャッチャーミットの型付けの際に使うオイル「選び方」としてまず一つ目にご紹介するのが、
「ハタケヤマ かZETT(かミズノ)のオイルを選ぶ」
ことを推奨します。
これはなぜかというと、この2社(ミズノも含めると3社)がもっともキャッチャーミットにおいて、
①ユーザーが多い(人気がある)、
②キャッチャーミットの種類が豊富
です。
特に②の種類が豊富というのがポイントで、「種類が豊富=メーカーとして、キャッチャーミットに少なからず注力している」と考えられます。
キャッチャーミットに注力しているならば、キャッチャーミットのケア用品(つまりオイル)にも神経を注いでいると考えられるのではないでしょうか。
所有しているキャッチャーミットと同じメーカーのオイルを使う
二つ目におすすめしたい選び方は、
「所有しているキャッチャーミットと同じメーカーのオイルを使う」
です。
現在、使っているキャッチャーミットのメーカーと同じメーカーのオイルを選択されることもオススメです。
メーカーが出すオイルというのは、少なからず自社製品(それが例えばキャッチャーミットであるとか)の特性(革の硬さや質感等)を考慮した上で開発されているはずです。
グローブ・ミットとオイルはやはり統一した方が無難だったりもするでしょう。
値段の高いオイルを選ぶ
3つ目は、
「値段の高いオイルを選ぶ」
です。
値段の高いオイルは何が良いかというと、高い分だけ良い素材が使われているという点です。
グローブやミットを買うのと違い、オイルの安い、高いの価格差はせいぜい数百円〜数千円と入った感じでしょう。
その価格差(なんとたったのラーメン約1〜2杯分!)を惜しまずに「やや高級」とされるオイルを買うだけで、
・安いオイルよりも愛用のグローブ、ミットにより必要で的確な栄養(保湿要素等)を浸透させられる→結果、長持ちする、
・高めのオイルなので無駄遣いしなくなる→手入れするのも楽しくなる、
・使い心地も安いオイルより間違いなく良い、
と入った様々なメリットがあります。
シンプルに「ちょっと自分には良いグラブオイルだなあ」と思うくらいのオイルを買われてみるのも、悪くない選択肢かもしれません。
キャッチャーミットはもちろん、グローブの型付け時におすすめなオイル
ハタケヤマ リキッドオイル
型付けの際おすすめしたいオイル一つ目は、ハタケヤマの「リキッドオイルSF-1」です。
SF-1は、非常にサラサラとしていてベタつきない点が特徴的で、グローブやミットに塗布して型付けの際に揉みほぐすことで、塗布しない場合よりも短時間で柔らかくすることができます。
※SF-1に関する詳しい情報はこちら↓
SF-1 ハタケヤマの軟化剤 リキッドオイルの特徴
キャッチャーミットはグローブやファーストミットと比べても硬い仕上がりになっているものが多いので、特におすすめですね。
ミズノプロ レザーケアクリーム
2つ目におすすめしたいオイルが、ミズノの「ミズノプロ レザーケアクリーム」です。
ミズノのグローブを使わない人でも、このミズノオイルを使う人は多いです。
メーカーからも、
【グラブ、ミッドがなじむまでの型づけ用】
という説明が公式にされているくらいですし、普通のお手入れとしてももちろん使えますが、型付けの際にもオススメなオイルであると言えるでしょう。
まとめ
なかなか柔らかくならないキャッチャーミットの型付けですが、オイルを使うことで、効果的に柔らかくすることも可能です。
しかし前置きでも述べたように、型付けの段階ではオイルを用いなくても十分です。
あくまでも塗りすぎには注意しましょう。
そしてオイルの選び方や、ハタケヤマ とミズノの2種類のオイルがのご紹介が少しでも役立ちましたら幸いです。
今回は以上です。ありがとうございました。