ハタケヤマのキャッチャーミットの種類について、ポケットの深さに注目してまとめてみた。
- 2017.06.11
- ハタケヤマ
この記事では、ハタケヤマのキャッチャーミットの種類について、特にポケットの深さに注目してご紹介します。
現在、販売されているハタケヤマのキャッチャーミットは、ポケットの深さが大きく4つに分かれています。
一番ポケットが深いキャッチャーミット
ハタケヤマの硬式キャッチャーミットの中で、ポケットが深いミットは、以下の品番のものです。
ax-222F
ax-002F
PBW-7208
PBW-7208B
PBW-7209
PBW-7209B
V-M08WR
V-M08WB
K-M8AB
K-M8YB
ちなみに、軟式シリーズのキャッチャーミットは、TH,TH-X共にこの部類に入ります。
ハタケヤマの中で最もポケットが深い部類です。
品番を見ていると、「8」という数字の多さにお気づき頂けるかと思います。
これはM8型という、通称谷繁型のミットがベースに作られているためです。
谷繁型とはもちろん、2016年まで、中日ドラゴンズで監督を勤められた名捕手、谷繁元信モデルのミットのことです。
上記の品番のキャッチャーミットは、谷繁元選手のキャッチャーミットがベースになっているのです。
ハタケヤマ、谷繁しか使いこなせなかった驚きの型付けミットとは!?
ポケットがやや深めのキャッチャーミット
続いては、先ほどご紹介した谷繁型ベースのキャッチャーミットより、もう少し浅いタイプのキャッチャーミットです。
部類としては、「ポケット深め」に位置し、「M8型だと、自分には少しポケットが深すぎるかも…」と感じる選手におすすめです。
PBW-7201
PBW-7201B
V-M01WR
V-M01WV
K-M01AB
K-M01YB
この3シリーズ(PBW,V,K各2色展開)のキャッチャーミットは、全て01型品番のミットにツーピースウェブを採用しています。
ツーピースウェブとは、ウェブが2つのパーツ(2ピース)で構成されているウェブのことを言います。
読売ジャイアンツの阿部慎之助選手が、捕手時代に愛用していたミットも(上記メーカーはミズノですが)ツーピースタイプのキャッチャーミットでした。
ポケットがやや浅めのキャッチャーミット
続いて、ポケットがやや浅めのキャッチャーミットについてご紹介します。
ここからご紹介するキャッチャーミットは、「ポケット浅め」の部類に位置します。
ラインナップは、以下の2シリーズです(各2色展開で計4ミット)。
PBW-7227
PBW-7227B
K-M1AB
K-M1YB
PBW-7227(B)は、埼玉西武ライオンズの炭谷銀仁朗捕手モデルと言われています。
ただし、バックスタイルはベルトタイプです。
K-M1AB(YB)は、ハタケヤマの硬式キャッチャーミットの中で最も小さいサイズのミットだと言われています。
バックスタイルはKシリーズで標準のシェラームーブが採用されています。
この「やや浅め」でご紹介しているキャッチャーミットの特徴は「型付け次第で、ポケットをやや深めにも仕上げられる」ことです。
ポケットの作り方次第では、捕球もしやすい、握り替えもしやすいキャッチャーミットに成り得るのがポイントです。
2017年にブレークした、ソフトバンクホークスの甲斐拓也捕手もハタケヤマの炭谷選手と同タイプのキャッチャーミットを使用されています。
一番ポケットが浅いタイプのキャッチャーミット
最後にご紹介するのが、一番ポケットが浅いタイプのキャッチャーミットです。
ハタケヤマでは、Kシリーズでのみリリースされている「M2型」です。
K-M2AB
K-M2YB
この「M2型」は、とにかくポケットが浅いです。ウェブ下の4本の紐が先ほどのPBW-7227とは異なり、真っ直ぐに通っています。
まさしく「板」のようなキャッチャーミットで、盗塁阻止のため、ボールの握り替えを重視したい捕手には持ってこいのオススメキャッチャーミットです。
まとめ
今回は、ポケットの深さ・浅さに注目しながら、ハタケヤマの硬式キャッチャーミットの種類についてみてきました。
ポケットの深さ一つで、捕球や握り替えに大きな差が生まれます。
野球はコンマ1秒を争うスポーツなので、そのわずかなこだわりが、プレーに大きく影響しますので、ご自分のプレースタイルに合ったキャッチャーミットを選ばれることをお勧めします。
オーダーや、新規キャッチャーミット購入の参考になれば参考です。